2022年4月4日(月曜日)旧暦 弥生四日

おはようございます。今日のお日柄はこんな感じです。

東京のお天気 : いちにち雨

最高気温 11度 / 最低気温 8度

日出  05:24/ 82度
日没  18:05/277度
昼時間 12:41

月出  06:59/ 70度
月没  21:04/292度
正午月齢 2.9

満潮   6:07   18:56
干潮   0:26   12:44

ひのと ゐ :丁亥)保合うて放れ値あり

赤口 : 新規の事始めはもちろん何事をするにも忌むべき日とされています。ただし正午のみ吉。

なる : 新規ごとの開始はすべて成就達成の結果を得て吉ですが、訴訟、談判などには凶です。

張(ちょう): 就職、見合い、神仏祈願、諸祝い宴、和合事よろずよろし。

大みゃう : 太陽の光がすみずみまで照らすという意味があり、建築、移転、旅行、開店、開業等、吉事善事に用いて大吉となります。

奈良龍田大社祭 : 元々、夏の風鎮祭と対をなすお祭りで、明治維新までは風神祭と呼ばれていました。4月4日の4は、陰陽道では木・火・土・金・水の五行のうち金を意味し、農耕をおこなう上でより良い水を得るためのお祭りです。現在は転じてより良き水の流れ、つまり物事が順調に進むようにとの祈りを捧げるお祭りで、前日の瀧祭に始まり、午後からの放魚祭を以て一連の祭典が終了となります。

龍田大社について

風の神様、始まりの神様を奉斎す。当社創祀に回帰すべく、意(こころ)して、参拝者の祈念に応え、個々の心の安定をはからしめ、渾然一体真の意(こころ)の形成に寄与し、以って大道泰平に貢献す。人は天地五行の気を禀(う)け、以って生を成すにより、一心自ら各々五気の徳備わり、五行の大過不及により五徳を発揮成す事能(あた)わざるに至る。然れば五行を以って大過成す人には之を抑え、不及成す人には之を助く事に努むる。

今から約2100年前、第十代・崇神天皇(すじんてんのう)の時代、国内に凶作や疫病が流行し騒然としているなか、天皇の御夢に大神様が現れ「吾が宮を朝日の日向かう処、夕日の日隠る処の龍田の立野の小野に定めまつりて…」という御神託を授けられました。その通りにお社を造営すると、作物は豊作、疫病は退散したと伝えられ、これが当社の創建とされています。
<延喜式・龍田風神祭祝詞より>

天御柱大神(あめのみはしらのおおかみ)(別名:志那都比古神(しなつひこのかみ))
国御柱大神(くにのみはしらのおおかみ)(別名:志那都比売神(しなつひめのかみ))

龍田比古命(たつたひこのみこと)・龍田比売命(たつたひめのみこと)
「龍田」の地名は古く、初代神武天皇即位の頃までさかのぼり、龍田地区を守護されていた氏神様と伝えられる夫婦の神様です。祈祷参集殿の内装は陰陽五行の色です。

龍田山にある御座峰。龍田大社の神様が御降臨された聖地です。

天と地の間即ち大気・生気・風力を司る神様で、「風の神様」と申します。ご神名の「御柱(みはしら)」とは「天地万物の中心の柱」とされ、別名の「志那(しな)」とは「息長(長寿)」を意味し、「気息の長く遠く吹き亘る」とされます。つまりは天地宇宙の万物生成の中心となる「気」をお守護(まも)りくださる、幅広いお力のある神様です

当社のご神紋は八重の楓となります。当社は風の神様をお祀りしており、楓は文字通り「木」偏に「風」と書き、陰陽五行では風の神様は木気にあたることを示しています。また八重とは、四方八方の八方向を意味し、東西南北とその間の四方向を指します。風の神様の清々しい「気」が天下すべてに行きわたる様にとの祈りが込められています。

上座:天照大御神(あまてらすおおみかみ)・住吉大神(すみよしおおかみ)の相殿
中座:枚岡大神(ひらおかおおかみ)・春日大神(かすがおおかみ)の相殿
下座:高望王(たかもちおう)のお妃(平家の祖先)
*三社ともに創建年代不詳

白龍神社(はくりゅうじんじゃ):
縁結び・浄難災難除けの神様。江戸末期から明治末期まで、御神域に白蛇として現れ信仰されていましたが、一夜にして姿が見えなくなりました。その後、明治41年春、突如にごり池(現在の北葛城郡広陵町(きたかつらぎぐんこうりょうちょう)に白龍として出現されましたので、この地にお迎えし、お祀りしました。

龍田恵美須神社(たつたえびすじんじゃ):
福徳円満・商売繁盛の神様。鎌倉時代兵庫県西宮市の西宮えびす神社より御分霊を勧請(かんじょう)し、やがて江戸時代には荒廃していましたが、昭和62年に復興しました。

三室稲荷神社(みむろいなりじんじゃ):
福徳円満・商売繁盛の神様。創建年代不詳。

下照神社(しもてるじんじゃ):
祖霊社。明治時代創建

御座峰(ござがみね):風神様の降臨地とされる聖地です。
三室山(みむろやま):当社奥の宮跡地(万葉集・百人一首など)
岩瀬の杜(いわせのもり):4月の例大祭では水神様(若宇加能売命(わかうかのめのみこと)に鯉を奉納します。
神奈備神社(かんなびじんじゃ):神奈備神、坂根天神、今井天神

嵐し吹く 三室の山の 紅葉は 龍田の川の 錦なりけり <能因法師>
千早振る 神代もきかす 龍田川 からくれないに 水くくるとは <在原業平朝臣>

〒636-0822
奈良県生駒郡三郷町立野南1丁目29−1
JR大和路線「三郷」駅より徒歩5分
お問合せ
電話. 0745-73-1138(午前9時〜午後5時)
FAX. 0745-32-3358

授与所受付:午前9時〜午後5時(ご祈祷受付は4時まで)【龍田大社HPより】

◇◇◇感想をひと言◇◇◇

赤口なのですが、他のお日柄がまあまあなお日柄です。人との交渉は避け和合を心がけます。お天気が良ければ、三日月が鑑賞できるのですが、あいにくの雨模様。三日月は毎月楽しみにしておりますが、毎月見られるものではありませんでした。

桜の季節も終わります。次の季節はハナミズキとバラが楽しみ楽しみ

 

☆彡 ☆彡故事・ことわざ ☆彡☆彡

羹に懲りてあえ物を吹く (『楚辞』 屈原作)

一度失敗したことに懲りて用心しすぎる場合、ひどく恐れ疑う場合に用いられる。今では、他人の用心しすぎをヒヤカス気持ちの入ることが多い。元は、一度や二度懲りても自分のまことの気持ちをかえない、というマジメな気持ちを表すために用いられた。

どんな小さなことにも真面目に真剣に取り組むことは、とても愉しい事だと私は思います。他の人から笑われても、自分の信念に正直な選択で悔いのない時間を過ごせます。さて今日はどんな一日を過ごしましょうか。

最後までご覧いただき誠にありがとうございます。こちらからシェアしていただけます。よろしくお願いいたします。拝
ひよこ豆をフォローいただけますと嬉しいです。よろしくお願いいたします。拝
ひよこのお日柄

コメント頂けると励みになります。 いつも応援いただき深く感謝申し上げます。

タイトルとURLをコピーしました