『暦は未来を照らす道しるべ』とあります。ひよこのお日柄では、暦は確かな未来を予測するのではなく未来を穏やかにむかえる準備だと考えています。そして月の満ち欠けは、日々生活の節目としてとらえます。
家相について
家相は中国より奈良時代に伝えられ、日本の建築技術がほぼ完成する江戸時代には、ほぼ現在の家相になったようです。気学では、家も自然の方位の影響を受けると考えられ、「欠けや張り」や各方位の間取りからその家に起こりうる現象を判断します。どの家にも必ず吉相と凶相は存在しその作用が始まるのは早くて5年、通常は10年程度経過してからと言われています。以下に、代表的な家相の「凶」事例をあげてみます。
【代表的な凶相】
(1) 家や敷地に「欠け」がある
(2) 家の形状が長方形や正方形などの四角形でない
(3) 玄関に「張り」がない。または「欠け」ている
(4) 門を入って正面に玄関がある
(5) 玄関を入って正面に階段がある
(6) 玄関を入って突き当たりに、勝手口などの開口部がある
(7) トイレ・台所・風呂等の水場が家の中央にある。
(8) トイレが玄関の真上や正面・隣にある
(9) トイレが廊下の突き当たりにある
(10) 台所が家の南西(裏鬼門)にある
(11) 平屋を2階建てに改築する「お神楽」
(12) 寝室が台所やトイレの隣にある
(13) T字路の突き当たりにある家
(14) 鬼門に「欠け」「張り」がある
(15) 鬼門にトイレや水回りがある
象意について
また、各方位にはそれぞれ意味があり(九星が割り当てられている)、そこで起きる事柄を象意と言います。例えば東南には「長女・結婚」と言う象意があります。もし家の南東が欠けもなく吉相で、その部屋を長女が使用しているとすれば、「長女・結婚」という象意から、その子は将来良縁に恵まれると判断するわけです。逆に、もしもその家の東南に「欠け」があり凶相ならば、反対の結果になる可能性があるわけです。以下に、各方位の象意をあげます。前述のように、象意の吉凶は家相の吉凶により意味が反対となって現れます。
北 | 中年の男 失恋 妊娠 秘密 悩み 膀胱 目 トイレ など |
北東 | 少男 親戚 親子 相続 物置 変化 駐車場 耳 鼻 など |
東 | 長男 若者 音 テレビ 電話 発展 植木 肝臓 喉 など |
東南 | 長女 結婚 信用 玄関 旅行 風 髪の毛 神経 鳥 など |
南 | 中年の女 火 別離 論争 勝負事 手形 心臓 顔 など |
南西 | 母 妻 主婦 倹約 忍耐 大地 公園 陶器 肩こり など |
西 | 少女 金銭 飲食 結婚式 金物 金融 口 歯 喉 など |
北西 | 父 夫 神棚 高級品 車 時計 金銀 血圧 発熱 など |
中央 | 帝王 腐蝕 腐敗 病気 売れ残り 腹部の病気 な |
お家の鬼門に欠けがある場合は氏神様に相談してみましょう。
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